育児休業法の改正について説明しますよ!【働くママ&シーズの人事担当、中村愛美の人事奮闘記】 |株式会社シーズ - 岡山、広島、福山の人材サービス会社

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育児休業法の改正について説明しますよ!【働くママ&シーズの人事担当、中村愛美の人事奮闘記】

こんにちは!株式会社シーズ人財開発チームの中村愛美です。
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この人事奮闘記もはやいもので3回目でございます…
実は、この記事連載を始めるにあたって、とりあえず3ヶ月間やってみてから継続するかどうか考えましょう…と担当者レベルで話してたんですよ。

でも、本当に有難いことにとても反応が良いみたいで、この記事連載、引き続き続けていくことになりました。
しかも、月イチペース維持で!ひぃぃー!

採用の繁忙期とか、果たして月1ペースで続けていけるのか…という大きな不安で、すでにキーボードを打つ指が震えております、はい。

幸いなことに文学部出身の中村は作文とか結構好きなので、書くこと自体はあまり苦ではないんですけど、、この記事毎回4,000字ぐらい書いていまして…

調べたら、短編小説と呼ばれるものがだいたい4,000文字からだそうで(諸説あり)。
このペースで1年続けたら、本になるぐらいのボリュームになるんじゃなかろうか…ひぃぃー!


でも、この記事連載を待ってくれている人はきっといる!
と信じて、書籍化も目指しちゃいながら、とにかく書いて書いて書きまくっていきたいなと思っております、はい。

それでは!今月も中村愛美の人事奮闘記、始まりますよ~~!

今回のテーマは…【育児休業法の改正】についてです。

なぜこのタイミングで育児休業についてかといいますと。
実はこの10月1日のタイミングで育児・介護休業法が一部改正されます!

人事担当の方はすでにご存知のことかと思いますが、「丁度改正だし、タイムリーなネタだわ!」ということで、今回は育児・介護休業法の改正内容を中村目線でお話したいと思います。
今回も恐らく、4,000文字ぐらい書けちゃいますね、はい。腱鞘炎にならないよう気をつけます。

 

10月改正に入る前に…今年1月の改正で育児・介護休業法はどう変わった?

変化


実は、この育児・介護休業法、今年1月にも改正がありました。

 ⇒平成29年1月の改正内容はこちら

前回1月の改正についてポイントだけお伝えしますと。

(1)介護休業の分割取得

(2)介護休暇の取得単位の柔軟化

(3)介護のための所定労働時間の短縮措置等

(4)介護のための所定外労働の制限(残業の免除)

(5)有期契約労働者の育児休業の取得要件の緩和

(6)子の看護休暇の取得単位の柔軟化

(7)育児休業等の対象となる子の範囲の拡大

(8)マタハラ・パタハラなどの防止措置の新設


ポイントと言いながら、なんだか堅苦しいですね。
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安心してください!ちゃんとわかりやすく説明していきますね!

まず、この中で、育児に関するものは(5)~(8)の部分。
それぞれについて、簡単にご説明しますと。

 

(5)有期契約労働者の育児休業の取得要件の緩和

改正前の制度では、有期契約労働者については、以下の要件を満たす場合に育児休業の取得が可能とされていました。

・申出時点で過去1年以上継続して雇用されていること
・子が1歳になった後も雇用継続の見込みがあること
・子が2歳になるまでの間に雇用契約が更新されないことが明らかである者を除く

要するに、1歳になった以降で雇用契約があるかないか不確定なプレママは育休が取得できませんでした。
しかし、改正後は以下の通りに要件が緩和されました。

・申出時点で過去1年以上継続して雇用されていること
・子が1歳6か月になるまでの間に雇用契約がなくなることが明らかでないこと

これにより、子どもが1歳になった後に雇用契約があるかどうか分からない有期契約労働者でも、育児休業が取得できるようになりました。

 

(6)子の看護休暇の取得単位の柔軟化

「子の看護休暇」は、小学校入学に達するまでの子どもを養育する労働者が、1年に5日(子どもが2人以上の場合は10日)まで、子どもの看護等のために取得できる休暇です。

改正前の制度では、子の看護休暇は1日単位での取得のみとなっていましたが、今回の改正により、1日単位はもちろん半日単位でも取得が可能になりました。

ちなみに…残念ながら、現時点では子の看護休暇を取得した際の給料は、保証されるとは法律で決まっていません。
ですので、有給か、無給かは、会社によって異なってきます。

公務員は有給のようですが、民間企業うち6割の会社が無給、完全有給は2割程度で、残りは、一部有給という形です。

これは平成24年の調査データなので、いまは変動していることも考えられますが、基本的には有給休暇を看護に充てるとケースが多いようです。
ただ、欠勤とは違い、子の看護休暇は査定時には影響がないので、それはメリットですよね。

 

(7)育児休業等の対象となる子の範囲の拡大

改正前の制度では、育児休業や子の看護休暇などが取得できる対象は、法律上の親子関係がある実子・養子に限られていましたが、改正後は、特別養子縁組の監護期間中の子や養子縁組里親に委託されている子等も新たに対象になりました。

 

(8)マタハラ・パタハラなどの防止措置の新設

マタハラ(女性労働者に対する、妊娠・出産等を理由とした嫌がらせ)は有名ですが、パタハラは馴染みのない人も多いのではないでしょうか。


パタハラとは、「パタニティ・ハラスメント」の略で男性労働者に対する、育児休業の取得等を理由とした嫌がらせのこと。簡単にいうとマタハラの男性版です。
これらのハラスメントなどを防止するために、平成29年1月改正では企業が措置を講じることが義務化されました。

改正前の制度でも、事業主による妊娠・出産・育児休業・介護休業等を理由とする不利益な取り扱いは禁じられていましたが、これらに加えて、上司や同僚からの妊娠・出産、育児休業、介護休業等を理由とする嫌がらせ等を防止する措置を講じることを、事業主に新たに義務付けています。


軽く説明するつもりが、結構ガッツリ解説してしまいましたね。

すでに2,400文字…今回、初の5,000文字いっちゃうかも知れませんね!ひぃぃー!

 

 

平成29年10月1日の改正内容

アップデート

では、ここからが本題!
来月1日の改正でどう変わるのかをご紹介していきますよー!

 

★改正ポイント1★
最長2歳まで育児休業の再延長が可能になります!

ここです、こ!こ!これが今回の改正の最大のポイントとなる部分です。

これまでは,育休期間は原則子どもが1歳に達するまで(ただし1歳の時点で保育所に入れない等の事情があれば1歳6か月まで)育児休業を延長できました。

この内容が、改正後は、1歳6か月に達した時点で、保育所に入れない等の場合に、再度申出することによって、育休期間を最長2歳まで延長できるようになります。

「たった6ヶ月伸びたのが、そこまで大きい改正なの?」って思われる方、「はい、めちゃくちゃ大きい」です。

例えば、8月1日生まれの子どもは、1歳になったタイミングの8月で保育所入所が叶わなかった場合、現行のルールでは、1歳6ヶ月になる2月1日まで育休の延長が可能でした。

が、一般的に保育所は4月が1年で最も入所しやすいタイミング。
エリアにもよりますが、待機児童問題が深刻な岡山市や倉敷市中心部で2月から途中入所するのは、かなり厳しいといえます。

なので、そんな状況に置かれる働くママの選択肢として、これまでは以下の3つが中心でした。


<ママの選択①>
育休を早めに切り上げて、子どもが0歳児のときの4月に保育所入所させる

このケースであれば、子どもが生後8ヶ月になるタイミングで育休を切り上げて保育所に入れて、仕事復帰となります。
ただ、これはこれで、ママには葛藤ですよね…
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1歳までは一番近くで子どもの成長を見届けたいという気持ち、中村もありましたもん。
育休早めに切り上げるのも複雑ですよね。


<ママの選択②>
これ以上育休延長できないので、認可保育所は諦め、無認可保育所に入所させる

無認可は心配という声も実際ありますし、認可に比べ保育料が高いケースも多くあります。
ただ、無認可に一旦入所して、その状態で認可保育所の申請をすると、岡山市では加点対象となり、優先順位があがります。そうすると認可保育所に入りやすくなります。
このあたりの詳細は必要に応じて、対象者から市町村に確認してみてください。


<ママの選択③>
泣く泣く離職

これは言わずもがな、ご本人にとっても、会社にとっても不幸な結末ですよね。



そ・れ・が!

10月の改正によって、最大2歳まで延長可能になりますと、1歳になったタイミングの8月入所できず、育休延長→子どもが1歳8ヶ月になる4月に保育所入所、母はそこから仕事復帰ということが実現できます。
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しかも、育休中にハローワークから支給される育児休業給付金の受給期間も最長2歳までとなります。


もちろん、1歳8ヶ月できちんと入所できるという確約はありませんが、ママの選択肢は、ぐんと広がりますよね。
そういった意味で、これは非常に意義ある改正のように思います。

中村の場合、子どもが元々入所しやすい4月生まれだったのとガッツリ保活※していましたので、なんとか希望に沿う形で保育所入所が叶いましたが、なかなか4月を狙って生むことなんでできませんからね。
第2子なんかも考える働くママとして、この改正は心強いです。

※保活=子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動を指します。
保育所激戦区に住んでいる中村も保活、結構頑張りました。

具体的には…
・情報収集(インターネットや子育て支援センターの先輩ママの話など)
・保育所の見学(4箇所周って、志望度が高いところには再度主人を連れて訪問しアピール)
・市役所担当部署への個別相談(職員の方と顔見知りになっておく)

など、子どもが生後4ヶ月のときから動き始め、なんとか希望の保育所に入所が叶いました。
保活も就活と通ずる部分があり、興味深かったです、はい。

まだまだ色々保活について話したいんですけど…腱鞘炎必須ですので、また別の機会にゆっくりと。


さてさて、育児・介護休業法の改定についてでしたよね。

今、説明した育児休業の延長2年まで可能!ということが、今回の改正の主軸となりますが、そのほかにも、改正ポイントはあるので、さらっとご紹介します。(なぜならば、そろそろ4,000文字なのです)


★改正ポイント2★
育児休業等制度の個別周知

育休を取得したくても、会社で育休を取得しづらい雰囲気があったため、育児休業が取得できなかったという声が今でも一定数以上あることを踏まえ、事業主側から個別に育児・介護休業等に関する定めを周知する努力義務が規定されました。
事業主は、労働者又はその配偶者が妊娠・出産した場合、家族を介護していることを知った場合に、当該労働者に対して、個別に育児休業・介護休業等に関する定めを周知するように努めなければなりません。

 

★改正ポイント3★
育児目的休暇の新設

特に男性の育児参加を促進するため、就学前までの子供を有する労働者が育児にも使える休暇を新設するといったもの。
現状では、配偶者の妊娠・出産に際して男性が取得した休暇・休暇制度は年次有給休暇制度等、育児休業制度以外の休暇が多く利用されています。

今回の改正により、事業主に対し、小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が、育児に関する目的で利用できる休暇制度(例えば、配偶者出産休暇、入所式等の行事参加を含めた育児にも使える多目的休暇など)の措置を設けるよう努めることが義務付けられます。


ちなみにシーズでは以前紹介したワークライフバランス休暇がこれに該当します。

 ⇒シーズの働き方改革について

 


・・・とまぁ、このような形で育児・介護休業法は10月1日より改正されます。


シーズでもそれに合わせて、就業規則の改定を行う準備をしているところです。

これに限らず今後も、女性の活躍推進、両立支援が叫ばれる昨今において、育児・介護休業法は適宜改正されていくと思います。

ですので、私中村も、こういった動向にスムーズに対応し、社内周知を図れるよう、アンテナを立てて、情報収集に努めていきます。

で、このメルマガで収集した情報をピックアップしてお伝えしていきたいなと思っております!
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次回のネタは考え中ですが、丁度今月末に社内で助成金に関する勉強会をするので、助成金のお話しなんかも良いかもですね!しっかりと勉強してきます。

それでは、今回も最後までお付き合いいただき有難うございました。次回も乞うご期待★

追伸:ちなみに今回のメルマガは約4,950文字で終了しました。ちゃんちゃん。