中途採用で優秀な人材を見極めるには!?注目するポイントと質問内容 |岡山、広島、福山の人材支援、IT化支援の株式会社シーズ

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中途採用で優秀な人材を見極めるには!?注目するポイントと質問内容

 中途採用を行うときは自社に必要な人材を見極める必要があります。即戦力となる人材を選ばないと教育に時間がかかってしまい新卒採用と変わらない結果になる可能性もあります。
 しかし、実際に採用を担当すると面接や採用試験だけで優秀な人を見極めるのは難しいことも事実です。応募者が、即戦力になり得る優秀な人材かどうかは、いくつかポイントを決めて見極め、適切な質問を行うことで絞り込める可能性があります。
 どのようなポイントを押さえればよいのか確認していきましょう。

 

まず、即戦力になり得る人材とは

即戦力になる人材とは

 将来性も踏まえて即戦力になる人材とはどのようなスキルを持っていることが条件でしょうか。考えられる例として、同じ業種で同じような業務を行っている人は即戦力になる可能性は高いでしょう。しかし同じ業種である程度は知識があったとしても、コミュニケーション能力が不足していると仕事を円滑に回せません。たとえ他業種でも仕事を吸収する姿勢があり円滑なコミュニケーション能力がある人は仕事をすぐに覚えて即戦力になってくれる可能性があります。また他業種でもその経験を活かし、会社に刺激をもたらす期待も持てます。
 経験があり仕事を円滑に回せる人材がベストではありますが、固定観念にとらわれない人材選びが必要です。中途採用で即戦力となる人材を見極める方法として、ある程度の業界の知識があり、ヤル気を感じ、堂々とコミュニケーションをとれる人材であることを見極めるのがポイントとなります。
 面接では質問によって、「コミュニケーション能力」や「職業適性」があるかを判断することができるので意識してみましょう。

 

コミュニケーション能力を確かめてみる

コミュニケーション能力

 コミュニケーション能力を短い面接で試す質問はいくつかあります。ここでは例として4つを紹介します。
 1つ目は初めの「自己紹介」です。普通に会話をするときに比べて面接では相手のことを一方的に聞くシチュエーションが増えます。相手に話す機会を与える質問は自分のことを主張させる時間となり、しっかりと話ができるかを試す良い機会になります。もしコミュニケーション能力が高ければ、わかりやすく良い印象を与える自己紹介が期待できるでしょう。興味がある話がエピソードにあれば、それをきっかけに面接中に会話へ発展することもあります。
 2つ目に「どんなことが好きですか?」などの漠然とした質問をして、応募者に答えてもらう方法です。漠然としているため、答えるのは難しいですが、質問をしただけで、困惑するようではコミュニケーションが高いとはいえません。意図がわからなければ質問して内容を聞いてくるなど、臆せずコミュニケーションをとろうという意思をくみ取ることができるでしょう。
 3つ目は、コミュニケーションの傾向を見極めるために「苦手な人はどのようなタイプですか?」や「苦手な人と一緒に仕事をするときは、どのような対応をしますか?」などの質問を投げかけるのも効果的です。対応のしかたによって円滑に場を納めることができるのかを確認することができます。また、仕事に私情を挟んでしまうか否かを確認することもできるかもしれません。
 4つ目にさまざまな質問を投げかけた後に、「それはなぜですか?」と追及をすると、論理性や整合性のある回答が得られるかを確認できます。論理性や整合性のある回答を得られることができれば、しっかりと話を聞いていることや文章の組み立てがしっかりと行えると判断できます。

 

職務適正や仕事を続けられる人間かを確認する

 いくら優秀な人材でも、職務適正がなければ戦力にならない可能性がありますし、仕事を続けられないような人では採用をするのが無駄になってしまいます。
 例えば、「あなたの強みと、それが当社にどう活かせるのか教えてください。」のように自分の強みを把握し会社にどのように貢献できるのかを把握しているかを聞くことで、自社に役立つ人間かを見極めることが期待できます。本人が思っていることと活かせることにずれが生じていても、実際に自社に活かせる人材であることが分かれば、最大限のパフォーマンスを発揮してもらえるでしょう。
 また、「前職の上司は、あなたをどのような性格と思っていますか?」や「プライベートの友人はあなたのことをどういう人と思っていますか?」などを聞くことで、客観的な質問者の素の部分を把握することができます。ストレス耐性を見極めるためには、「挫折」関連の質問を投げかけてみると良いでしょう。「挫折をどのように乗り越えたのか」「トラブルにどう対処したのか」を聞くことで、「職務耐性」「ストレス耐性」を図ることができます。
 また、その体験談によって、どのような能力があるのかを見極める指標にもなります。挫折をしっかりと乗り越えたり対応したりしていれば、比較的ストレス耐性も強く、今後も長く仕事を続けてくれる期待が持てます。もちろんその人の耐性だけに頼るのではなく、「前職でストレスを感じていたことは何ですか?」や「あなたの働きやすい環境はどのようなスタイルですか?」などを聞くことで、採用前に自社で続けられる環境が整っているかを確認することもできるでしょう。ストレス耐性のテストや自己紹介での会話をしていく中で、質問した方のやる気などを確認する機会もあるはずです。
 質問を上手に活用し、自社にとって優秀な人材かを見分けて即戦力な人材を確保していきましょう。

 

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